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Minami’s クラブ

*お水の花道・画像アリ*

今日ひょんな事から1枚の懐かしい写真を
見つけました。

Minamiちゃん二十歳の頃に
”お水の花道”していた頃の写真・・・・

お水のMinami
なんて色の白いことでしょう。。。
カメラのフラッシュのせいもあるかもしれないけど
若いってうらやましい・・・お肌がピチピチしている。。。

思い起こせば、この頃が一番自分でもモテモテ
だったのかもしれないです。
一番輝いていた頃っていうのかな・・・・

お隣に写っている男性は、一番私によくしてくれていた
お客さん。今では名前すら忘れちゃった!

お水のママさんがよくお客さんに言ってた言葉。

「うちで働く子はいつも結婚退社しちゃうの。
お客さんに持ってかれて困っちゃうのよねー
だからMinamiには手を出さないでね」

お客さんに”恋”したりしませんよーなんて
思っていたMinamiちゃんですが
本当に”恋”しちゃった事がある。

それがお水最初の落とし穴・・・・

某製本会社の若き社長さん。
年は10才くらい上だったから、30そこそこだったのかも
しれない。顔は今でいう「つんく系」。

あちこちいろんな所へ連れていってくれて
もちろん男女の仲にもなったりして・・・・
「あ~私この社長さんに持ってかれるのねええーー」

なんて未来の社長夫人を夢見てたMinamiちゃん。
ところがどっこい。
人生経験足りなかったのね~
やっぱりそういう人には
お金持ちのお嬢様の恋人がいたのよ。。。。。

私は単なるつまみ食い?お金持ちのお遊び?
「ごめんなーMinamiちゃん。
婚約してるんだよ・・・・」
なんてあっさり言われ、二十歳の恋も終わったわ。。。

次の落とし穴はそれから1年後。

お水のお客さんにもう”恋”なんてしないぞー!
なんて決めていたのに、めちゃくちゃかっっちょいい
男性が来たんだわ。。。。。

今でいう「仮面ライダーアギトに出てた”要なんとか”って人似」
レストランの若き店長さんだった人で、背が高いハンサムな好青年。上司に連れられてきたんだけど、普段おじさんばっかの
お水の世界で、一瞬にして目が輝いてしまったわ~!!

その後その人が店長しているレストランにも
がんばって通ってね~
ようやっとデートする事ができたわけ。。。。

サンシャインの夜景の見えるバーでおいしいカクテルを
ごちそうになり、その後行き付けらしい
居酒屋みたいなところで、朝方まで話していたの。

それで、じゃあーそろそろ、、、、って事で
送ってもらおうとしたんだけど
前の日はお水のバイト。そして昼間はデパートの販売。
そんでもって、今日は朝までデート。。。

ってことでかなり睡魔が襲ってきてね。。。
助手席に座りながらウトウト・・・してしまったのよ。

気がついたらどこかのラブホテルの駐車場。。。
「えっちょっと何????」

パッと一瞬にして目が覚めた私。
「そ、それは困る。ちゃんと送ってよ!」

そんなつもりは全くなかったMinamiちゃん。
ホントに一緒に飲んで楽しく会話して
これから先いいお付き合いができたらいいなーなんて
思っていたのに、いきなりラブホの駐車場はないでしょう?
(しかも人がウトウトしている間に!!!)

そしたらね、いきなりムッとした顔して

「Minamiちゃんだって、そのつもりだったんだろっ!!」

ドラマかなんかのお決まりの言葉!!!!!
まさか自分が言われるとはっ!!!!!

「そのつもりは全くございません!!!」

と車から降りようとしたら、彼も車を降りて
私の腕を無理矢理つかんで、ラブホの入り口まで
連れて行こうとする。

「ちょっとやめてよーーー!!!!ママさんに言うからね!」

と入り口で押し問答になり、彼の腕を振り切り
一人で走って出てきたMinamiちゃん。

ああーーよかった。見知らぬ土地だったらどうしようかと
思っていたけど、そこは最寄りの駅のそばでした。

そこから早朝タクシーに乗り、くやし涙をこぼしながら
家路についたのであります。

もちろん彼はその後一切お店にはきませんでした。
彼のレストランへも行きませんでした。
彼のレストランへ行って、バイトの子とか見てる目の前で
何か一言二言言ってやろうかしら???って
思ったけど、 ま、私にも隙があったのも事実。

前向きMinamiちゃんはこれからは気をつけようと
心に誓ったのであります。

なんだかんだいろいろな経験をしたお水の世界。
6年の間にまだまだいろいろあったけど、
それはまたの機会にお話しましょう・・・・・

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